関わり方や授業の仕方次第で子どもの成長に深く関わることができる点に魅力を感じ、小学校教諭を目指しました。模擬授業や教育実習、市内の小学校や特別支援学級でのボランティア活動、子どもと関わるアルバイトなどを経験するにつれて教員の魅力がどんどん増していき、教員になりたいという気持ちが強くなりました。
子ども教育学科の先生方が空き時間を使ってセミナーを開講してくださいました。子ども教育学科の先生は教育現場での経験が豊富な方が多いため、実際の現場のお話を聞き、小学校教諭のイメージを膨らませたり、教育委員会に勤めている方から現在の小学校の様子や教員のやりがいなどについてのお話を聞いたり、教員採用試験の一次試験の過去問の演習と解説を行っていただくなど、このセミナーによって勉強への意欲を高めることができました。また、二次試験の面接対策も快く繰り返し指導していただき、自信を持って試験に挑むことができました。
キャリア支援課が行う個人面談です。札幌市の教員採用試験一本で勝負していいのか不安になり、他県も併願するべきか、一般就職も視野に入れ同時進行で取り組むべきか迷いがあった時期に、オンラインで個人面談していただく機会がありました。そこで、札幌市の教員になりたい気持ちが強いのであれば教員採用試験に集中してみると良いのではないかと、アドバイスしていただきました。この個人面談のおかげで今自分のやるべきことが明確になり、一つのことに集中して全力で取り組むことができました。
様々な視点から物事を捉える力が身に付いたと思います。大学の講義では、グループになって話し合ったり、意見交換したりする機会が多くあり、色々な考え方や捉え方を知ることができました。特に、各教科の教育法の模擬授業では、授業の感想や意見を話し合う場面がありましたが、良い点は今後の参考にし、課題についてはどうしたら良くなるのか代替案などを話し合いました。自分にはなかった考え方を知るきっかけになり、この力を身に付けることができたと感じます。教育現場で働く際には、子どもを表面上だけで捉えるのではなく、色々な視点から見て背景を知り、子どもへの正しい理解ができるようになりたいと考えています。
自分が満足できるまで努力を惜しまないことが大切だと思います。周りと比べてしまい不安になることもありますが、自分の軸をもち満足できるまで努力すると結果はついてくると思うので、後悔のないよう全力で頑張ってください。応援しています。
(学年、掲載内容等は2024年12月取材当時)